日刊米中毒 No.189

本館ブログのずっと前のエントリにコメントをいただいた。こんなマイナーブログでも、長期に渡ってポツポツとコメントの来るエントリというのはある。検索の力。そして、そういうエントリは他の人の心をほんの少しでも動かすことができたのだという実感がある。

そのエントリというのはこれ。 http://d.hatena.ne.jp/rice-addict/20050915/1126797150
日本生命の「愛する人のために」というCMが大きらいだということを書いたのだが、このCMについて意見が分かれる(そして、きらいだという人間は少数派である)のは、科学技術というものに対するスタンスの違いなのではないかと最近思うようになった。つまり、科学技術を「自然なままが本当はいいのに、利便性のためにそれを損なうもの」と見るか「それ自体は善でも悪でなく、それを人々の発展・幸福のために使おうとしている」と見るか。本当は両方なのだと思うが、どちらを(無意識に)重く見ているかで生じるスタンスの違いというのがあるような気がする。
こういうことを考えるようになったのは、明らかに原発問題の影響。私は、科学技術は人類の幸福のために積極的に使う、ということをまず考えたい(それイコール「原発推進」ではない。再生可能エネルギーの技術革新はとても重要)。科学にあこがれて大きくなった人間としては強くそう思うのであるよ。

今日の主食はパン玄玄。朝は納豆に加えてパンを食べてしまった。夜は玄米を炊いた。土日はまた一度圧力鍋で炊いてみよう。

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