ミッション


私たちのまわりには、複雑でデリケートな問題があふれています。そんな現代に生きる私たち一人ひとりも、自分の中に大なり小なり課題や生きづらさを抱えています。

それらを取り扱うには、人の気持ち・感覚を大切にすることと、科学的事実や論理に基づいて筋道の立った考え方をすること、これら両方が必要になります。どちらが欠けても前に進んでいくことはできません。
ところが今、ほとんどの人の思考・ほとんどの議論の場はどちらか一方に偏ってしまっているのではないでしょうか。誰もが両方を活用できるはずなのに。

東日本大震災以降、そのことを強く感じ、考えるようになり、コロナ禍が起こってさらに確信を持つようになりました。
「こわい」「どうなってしまうんだろう」といった感情を大切に扱いつつ、「どのようなことをするとどのような影響・リスクがあると考えられるのか」を冷静に分析して、個人としても社会としても方向を決めていかなければなりません。両方の側面をもっともっと大切にしなければなりません。どちらが欠けても、納得のいく方向づけを行うことはできないのです。

感情と理性。両者を統合した思考や対話ができるようになれば社会はもっとよくなりますし、みんなもっと楽しく生きられるはずです。
ホールブレイン研究所では、「感情と理性の両方が活用された豊かな社会へ」を掲げ、様々なサービスを提供していきます。現在はここに挙げているような活動を行っています。